2011年10月17日月曜日

オールブラックス応援旗がニュージーランド国旗になる日

 ミュージーランドに今週やって来るとどこもかしこもオールブラックスの旗が目に付くでしょう。どの車にも、一般家庭の窓ガラスにも、そしていつもは国旗がはためいているビルのポールにもこの旗が見られます。黒地で白色のシルバーファーンが描かれALL BLACKSとロゴの入った旗が小さなものから特大のものまでどこでも見られる状態になっています。

今ニュージーランドではワグビーのワールドカップが行われていますが、その準決勝が昨晩行われ今の世界ランクでは1位のニュージーランド代表チームの(別称が)オールブラックスが世界ランク2位で負けることも十分考えられたオーストラリア(別称がワラビーズ)に20-6で快勝しました。これでニュージーランド国民は来週行われる決勝戦には勝って優勝することをほぼ確信したと思います。このラグビーが国技とも言える小さな国で行われているラグビーワールドカップで優勝するとこれまでオールブラックスの為に使われてきたこの応援旗がニュージーランドの国旗に変更されることも考えられます。実際ニュージーランドのマスコミはアンケートを行っていたりもしています。

この10月23日日曜日に行われるオールブラックス対フランスの決勝戦を日本から見に来れる人はとても幸せな方です。ニュジーランドの歴史の一幕をその目で見て、ニュージーランドの人たちがいかにこのオールブラックスを誇りに思い、優勝することに対していかに誰もがサポートしているかを共有できると思います。

(これが今ニュージーランド国内で最も売れているオールブラックスの応援旗。スーパーマーケットやコンビニ、お土産物屋でも$5ぐらいで売られています。)
(クイーンズタウン近郊の牧場ではオールブラックスを応援する羊たちもいます。しっかり15人のフォーメーションで並べられています。)
(クイーンズタウンのキウィの銅像にも”GO BLACKS!”と編みこまれたバーニーがくちばしと足元につけられています。).
(テアナウでは飛べない鳥のタカヘの銅像がオールブラックスのユニフォームを着ています。いつもは青い羽毛もオールブラックスの黒いユニフォームに塗り替えられ、その背番号はもちろんオールブラックスキャプテン;リッチー・マッコウの7番になります。)
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