
(8/15ミルフォードサウンドのクルーズ中に見られたペンギンの後姿。実はこの写真を撮るときにはどこにいるのか分からないままシャッターを切って、後で拡大させて切り抜いたのがこれ。)
ミルフォードサウンドには毎年7月ぐらいから11月ぐらいまで産卵、子育ての為ニュージーランドの沿岸で見ることが出来る3種類のペンギンの内フィヨルドランド・クレステッド・ペンギン(FiordlandCrestedPenguin)が戻ってきてその姿を時折見ることが出来ます。
ミルフォードサウンドの観光クルーズでこの時期は船長が毎年同じ場所に戻って来て巣が作られるところを知っていて、クルーズを行っている間も双眼鏡でペンギンが海岸沿いに出てきていないか探してくれて、見つけると船をその海岸近くまで寄せてくれます。
但しこのペンギンの体長はわずか60cmほどしかなく、海岸に姿を現しても大きな岩の色や茂みの中に埋もれてどこにいるのか見つけるのは非常に困難です。ペンギンが後ろを向いたりすると背中は真っ黒の色なので余計に背景の色にまぎれてしまって海岸に寄せた船の上からでは見つけることが難しくなります。ペンギンが動いてくれるとよく分かるのですが、それを頼むことも出来ないので見つけることが出来たらラッキーだと思ってもらうものです。
ただこのフィヨルドランド・クレステッド・ペンギンはこの時期しか見ることが出来ず、その全体数も非常に少なくなっている種類で、ミルフォードサウンドやダウトフルサウンドなどの人が簡単には入っていけないところでしか見れないぺンギンです。この毎日行われているミルフォードサウンドのクルーズでもペンギンが現れる天候や時間が決まっているわけではないので本当に見られた人はラッキーでしょう。
(ニュージーランドのペンギンについて詳しいサイト。鳴き声が聞けたり、世界中のペンギンが見られるライブカメラのリンクページもある。)
(ミルフォードサウンドのクルーズ船から撮られたビデオ。ここまで完璧にペンギンの姿を撮れた人はとてもラッキー)

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