クイーンズタウンは冬の7月から春の11月ぐらいまでは周りの山は雪化粧してとてもきれいな景観が広がります。その景観を小高い丘に登って行くとさらにパノラマで見晴らせます。その丘の名前が付くクイーンズタウンヒルなら真冬の7月、8月でも町から歩いて登っていけます。
クイーンズタウン・ヒル:Queenstown Hillは標高830mの小山で、クイーンズタウンの町から歩いて行けるウォーキング・トラックがあります。町からだと標高差は510mほどですが、結構急斜面が出てきます。だから大体普通休み休み登って行って3~4時間ほどで町からも往復できます。8月にクイーンズタウンへやってくる人でスキー場にもいかず、ミルフォードサウンド以外にやることが無くて困るようなら、このクイーンズタウンヒルに歩いて登って行くのもいいでしょう。実際多くの観光客が毎日ここを町から歩きに来てます。
クイーンズタウン・ヒル・ウォークは実際この丘の中腹から始まります。その中腹の入り口までにかなりの急斜面である住宅街の中を登ってくることになります。この入り口の看板では頂上までの往復時間が1.5~2.5時間となってます。
クイーンズタウンヒルの頂上までの道のり半分は松の雑木林の中を歩いていきます。冬の間は薄暗い寒い森の中ですが、結構斜面の傾斜はあるので寒く感じることは無いでしょう。
入口から森の中を登って行くと、30分ほどで森を抜けて一旦平らな部分に出てきます。そこで初めて町の眺望が楽しめるところになります。ここにはバスケットオブドリームというオブジェが置かれていて、ちょうどいい一服入れる所となるでしょう。
冬の間はさすがにこの丘も凍り付いていたりします。雪が積もるほどの標高ではないのですが、この凍結が登り降りする道のりでは注意が必要になるでしょう。陽の当たるところは朝には凍り付いていた土の斜面がぬかるみ、滑りやすくもなります。
そしてバスケット・オブ・ドリームから頂上までは日影の無い、それまでよりは急になる斜面のトラックを登ります。この斜面はだから冬に訪れても汗を掻いてしまう斜面になるでしょう。みんな休み休み登って行ってます。
クイーンズタウンヒルの頂上に至るまでも町を見下ろす景観は素晴らしいのですが、やはり頂上からはもっと素敵な景観が見られます。このクイーンズタウン・ヒル・ウォークは犬を連れて来れるトラックなので、地元の人は良く犬と一緒に登っています。
クイーンズタウン・ヒルの頂上からクイーンズタウンの町は見下ろせますが、登り道途中では見られなかった南、そして丘の裏側にあたる東、および北側のコロネットピークまで大パノラマの景観を見晴らすことができます。
7月23日クイーンズタウン・ヒルからクイーンズタウンの町の方向を見晴らしたパノラマ
7月23日クイーンズタウン・ヒルから南方角に広がるパノラマ景観
2017年7月24日月曜日
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