2017年5月12日金曜日

クライストチャーチの復興状況17'5月現在

 クライストチャーチの町に賑わいが戻って来るのはあと半年ぐらいかも。5月の段階で大型商業ビルの完成や建築進行中だけど,めどが見え始めていて今年の夏(11月以降ぐらい)にはショッピングにも楽しい町になって行きそうです。またアートセンターも半分は修復を終えて一般にも見学可能になっています。

昔のクライストチャーチの街並みを知っている人にとっては、これから出来上がるクライストチャーチの街並みは全く面影も見られない、昔の思い出の建物などなくなっている町になりそうですが、再生するクライストチャーチは見た目でも分かるようになってきています。

まだまだ工事現場ばかりの町ですがクライストチャーチにも来年の2018年ぐらいから観光客として訪れても楽しめる町になって行きそうです。


(クライストチャーチの中心にはいくつかの大型ショッピングセンター、オフィスビルが出来上がりますが、このANZセンターとBNZセンターはそれぞれ5月の段階で完成となっています。路面店としてテナントやカフェがオープンしています。)


ANZセンターの中のカフェ。ここのビル内に入る店舗やカフェなどはとても広いフロアーを占めることができているのが特徴です。どのお店も開放感があります。)


(クライストチャーチの町の中で今後観光スポットとなるのがアートセンターでしょう。その修復状況を示すのがこのパネルで、緑色の部分は修復完成となっています。全体のほぼ半分になるでしょう。この後残りは2019年をめどに完了ということになっていますが、修復を終えた建物や中庭などはすでに一般にも開放されています。)


(アートセンターの中の修復作業を終えた建物のうち、Great Hallというイベント会場として使われる建物内部。大きなステンドガラス(クライストチャーチにかかわる聖人などが描かれています)もしっかり修復されています。既にギャラリーも入っている建物もありますが、これから昔あったようなアトリエなども入るようになっていくでしょう。このほかここのカフェ;Bunsen Cafe(科学&化学の教室だった建物)もお勧め。)


(新しい建物などができていく中、取り壊したり、無くなって行くビルなどもまだまだ続いていきます。2011年の地震後に公営として始められ貨物コンテナを使った店舗で有名になったRe Startも4月30日で公式には終了となり、その土地には新たに私設の商業&オフィスビルが6棟建築されるそうです。その工事着工まではコンテナショップやフードトラック屋台も残りますが、今年の末までにはすべてなくなって行きそうです。)


(ColomboストリートとHerefordストリートの角にあったBNZビルが5月にはすっかり取り壊されて無くなっていました。そのためこれまで見慣れた街並みの様子が、初めて見るような風景が広がる不思議な思いがする場所になっていました。こんな感じがクライストチャーチの今後もずっと続いていきそうです。)



(地震前のクライストチャーチではColomboストリートに次ぐ目抜き通りだったManchesterストリートの東側は、すっかり当時あったオフイスビルなどはすっかり取り壊されて広大な土地が更地となっていたのですが、ここが新たな住宅地になるということで建設作業が始まっています。)


(クライストチャーチ中心街で大型商業&オフイスビルであるThe TerraceとThe Crossingともに建築作業が進んで形になってきてます。どちらも今年の末ぐらいまでにはテナントも入ってオープン予定となっています。これらがオープンすると町の賑わいがかなり戻ってくると思われます。)

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