2016年5月14日土曜日

ダニーデンでスーパーラグビー観戦

 ダニーデンにはNZで唯一の室内ラグビースタジアムがあります。そこでスーパーラグビーのゲーム;ハイランダーズ対クルセイダーズを観戦してきました。NZにやってくる日がちょうどラグビーのゲ-ムをやっているような日に当たるようならぜひスタアジアムに足を運んで観戦してみてください。スーパーラグビーの一般のゲームならチケットも日本からオンライン購入できます。

見に行ったゲームはダニーデンを本拠地として昨年のスーパーラグビーの覇者であるハイランダーズとクライストチャーチを本拠地として現そし旧オールブラックスが先発メンバーの大半を占めるクルセイダーズとのゲームです。共にNZ南島のチームで昔からこの両チームのゲームは非常に盛り上がって熱い戦いがこれまでにも見られたのですが、今シーズンも両チームとも好調で、特にクルセイダーズはこのゲームまで8連勝中で、ハイランダーズは昨年オールブラックスデビューを図ったワイサキ・ナホロが足の故障から復帰して先週は優勝候補のチーフスをその本拠地で下していることから、このゲームは今季最重要なゲーム、そして非常にハイレベルのゲームが期待されるものでした。その期待通りのゲームがTVではなく現場で、この目で見ることができました。

ダニーデンにある室内スタジアムであるForsyth Barrスタジアムは2011年のラグビーワールドカップに向けて新築されたNZでは最も新しいスタジアムでもあります。このスタジアムでのラグビーゲームを見に行った人からは絶対にスタジアム観戦をした方が面白い、雰囲気が最高に良い!と聞かされてきましたが、一度も訪れたことのなかったスタジアムでした。だからこの伝統の一戦を見たいこともありましたが、このスタジアムに行くこと自体が非常に楽しみでもありました。その期待通りのスタジアムでのムードはラグビーゲームではあまり味わえないような最高のものでした。まるでドーム球場でのコンサートのようでもあり、TVでは絶対に味わえないスタジアム全体の一体感が肌に感じる、ゲーム進行とともに体感できるようなものでした。

ダニーデンなどに観光で日本から訪れる人はあまりないと思いますが、他のクライストチャーチやオークランドなら観光でも訪れる機会があるでしょう。その日がラグビーゲームがあるようならぜひ球場観戦をお勧めします。これから6月、そして8月から10月にかけてはNZ代表チームのオールブラックスのゲームがNZ国内で見れる日があります。オールブラックスのゲームチケットはいつでも入手困難ですが、オンライン販売されるので日本からも購買ができます。そのチケットは最近はEーチケットなのでプリントアウトして持参するだけです。特に今年のオールブラックスのゲームチケットはまだ入手がしやすい方だと思います。来年は英連邦ラグビー代表のライオンズがNZ遠征の年になるのでそのゲームチケットはワールドカップ並みの入手プロセスが設けられます。是非オールブラックスのゲームをNZ国内のスタジアムで観戦してみてください。


(ハイランダーズ対クルセイダーズ戦の前にダニーデンの市内で夕食を取ってからスタジアムまで歩いていきます。当日は市バスも球場まで臨時便がたくさん出ますが、多くの人は町中から歩いていきます。ゲーム開始がPM19:35ですが、その1時間前ぐらいからは町から歩く人が多くみられるようになるのでスタジアムの大体の方向が分かっていれば人波に乗っていけば初めて通る道、暗い道でもその先に光り輝くスタジアムが見えてくるでしょう。オクタゴンからForsyth Barrスタジアムまで徒歩約25分です。 )


(スタジアムに着いたら座席に近いゲート口を探してそこから入場します。私の場合はHゲートからでした。球場に入る際バッグを持参している場合は球場内はアルコール類持ち込み禁止なので持ち物チェックが入ります。)


(新しいスタジアムなのでいろいろなことが分かりやすく、機能的な感じです。たくさんの人がハーフタイムなどの時間に押し寄せても大丈夫なようなトイレやビール販売場所など。英語が分からなくても直観的になんでも分かるでしょう。)


(私の席はメインスタンドの中段から少し上、中央から少し左サイドです。これもチケット購入の際に選択ができます。私はこのチケットを販売開始後直後の4月7日に購入してます。その後この日のゲームのチケットは完売となっています。スーパーラグビーのシーズン中のゲームにおいてNZ国内でさえ完売になることはめったにありません。) 


(恐らくスタンド内の座席からならこのスタジアムでは照明も天井から照らすことが可能なので座席から離れた角の方まですっきり見渡せるでしょう。屋外球場の場合中央付近の座席であっても照明の加減で奥の方のゴールポスト付近が暗く見えて大事なトライシーンがよくわからないことがあるけどこの球場ではそれがありませんでした。)


(このゴールポスト裏の立見席が今やこのスタジアムの名所となっている一角で通称ZOOと呼ばれています。ここに居座る多くの観客はダニーデンにあるオタゴ大学の学生たちです。こいつらがゲーム始まる前から大盛り上がりです。ほとんどコンサート会場の乗りになっていますが、ゲーム始まるとこれが強力な後押しになります。ゲーム進行に合わせての歓声、声援などが球場全体に響き渡ります。相手チームのペナルティーキックなどのときのブーイングはすさまじいものになります。これが本当にゲームの流れに沿った大歓声なので球場全体も一体感溢れ盛り上がれます。私はよく他のゲーム最中に行われるWAVEは大嫌いです。ここの球場になってからWaveは行われてないと思います。)
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