2016年2月22日月曜日

リマーカブル山頂へのトラックとマップ

 クイーンズタウンにはリマーカブルという名の山脈が有ります。冬にはスキー場になる山ですが、夏の快晴の日にその山頂までのぼってきました。そして、そのルートマップをグーグルマップに公開しました。

実際リマーカブル山脈の最も高いところはダブル・コーンと呼ばれ2319mの標高がありますが、この山頂にはロッククライムの技量が無ければいけないので、私にはそんな技術はもちあわせていないので歩いても登っていける北側のサミットへと上ってきました。それでも標高は2200mありクイーンズタウン周辺ではかなり高い標高となります。ここまで登るとクイーンズタウンの町からワカティプ湖、そして対岸の山並みを見下ろせる絶景が楽しめ、そしてはるか遠くのマウント・アスパイアリング、マウント・アーンスローや果てはマウントクックウまで見回せます。

このサミットまでには麓から歩くわけではなくスキー場の駐車場まで車で登って行けます。その標高が1580mぐらいですから標高差620mほどを登るぐらいです。その道のりは遠回りになるかもしれませんがレイクアルタという山上湖を経由して歩いていく方が楽に登れます。このレイクアルタ経由で駐車場からサミットまで3.6kmほどの距離。少し体力があって足場が危険個所も多いことにチャレンジできる人ならクイーンズタウンにレンタカーで滞在してる間の半日でも是非上っていただきたいところです。

 
リマーカブル・ノースサミットへのスキー場の駐車場からレイクアルタ経由のルートマップ


(冬にはスキー場になるゲレンデまで車でクイーンズタウンから50分ほどでのぼっていけます。この駐車場の標高がすでに1580mほどあります。麓よりは真夏でも少し気温が低く(およそ6-8度は低い)谷間を吹き抜ける風も冷たいです。)


(レイクアルタまでスキー場の中の道を歩いていきます。道標もあるので作業用の道路が分かれていても分かるでしょう。)


(レイクアルタまでのトラックは整備された道で黄色の杭が道標です。所々にはこの辺りで見られる動植物の案内ボードも有ります。)


(レイクアルタ周辺には地べたに這いつくばるような高原植物の花がたくさん見つかります。この日はNZのリンドウのジェンシャンが見られました。)


(レイクアルタの見晴らし台まで駐車場からおよそ30-40分で登って来れます。今日目指す目的地はこの正面の右側の高いところです。そこに電波塔などがあるのが分かるでしょう。それを目指します。左側の二こぶの山がダブルコーンです。)


(レイクアルタを正面に見て右側の山肌を上ります。レイクアルタからの道のりは道標は無い道のりになります。)


(まずレイクアルタから右側の山並みの峰まで一気に標高を上げていきますが、先行者が歩いた跡のトラックも分かるでしょう。途中は岩肌をよじ登るような箇所も出てきます。)


(峰まで登ると目指すサミットへの道のりも分かりやすくなります。ここの峰まで冬はスキーヤー、スノーボーダーがハイクアップしてやってくるところなのでコース案内の看板もたっています。)


(サミットの方角を正面にすると左下にはレイクアルタが見下ろせるのですが、スキーシーズン中はここから左下に降りていくエレベーターという上級者コースとなります。)


(サミットへの道のりは大部分が大きな岩の瓦礫場ですが、ここにも先行者が歩いた道も有ります。かなり急な角度で登るのでジグザグと上って行きます。)


(サミット付近まで来ると山肌の裏側に当たるクイーンズタウン、ワカティプ湖が眼下に広がる絶景を拝めます。足元は絶壁ですが登ってきた斜面のサミット付近は緩やかな斜面が広がるところなので、安心して周りの景色を見晴らせます。駐車場からレイクアルタ経由でこの日は1時間30分ぐらいで登ってきました。)


(帰りは急な、瓦礫の斜面をスキー場でのShadow Basinゲレンデまで降りて、その中の車道を歩いていくのが良いでしょう。ゲレンデの中を通り抜けて降りてくるとサミットから週車場まで1時間ほどで降りてこれます。)


(車でリマーカブルの麓へと降りてきてから見上げた山肌、この山並みの一番高い部分の少し左下まで歩いて登ったことになります。)


(リマーカブルのノースサミットからのパノラマ。)


(リマーカブルのノースサミットから東西方向に見たパノラマ。右下にはスキー場のゲレンデが広がっています。) このエントリーをはてなブックマークに追加

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