2015年11月16日月曜日

マウントクックのフッカーバレーで11/12に見られたNZ高原の花

 マウントクックのフッカーバレーは今年もマウントクック・リリーの咲き乱れる時期に突入しています。また、違うNZ固有種の高原植物の花も見られる時期です。11月12日にフッカーバレートラックをお花見しながら歩いた時に見つけた花を少し紹介します。

今年も11月中旬ぐらいからマウントクックリリーがマウントクックのフッカーバレーなどで見られるようになっていますが、この後12月中旬ぐらいまではこの可憐な花も見られるでしょう。下記にはその12月に入っても見られる花を紹介していますが、これ以外に12月以降、1月ぐらいまではこのフッカーバレートラックやマウントクックでのウォーキングトラックにはラージ・マウンテン・デイジー、エバー・ラスティング・デイジーなどのキク科の花が咲くことになって行きます。


(フッカーバレートラックに入って行く手前にもこの変わった形の花、そしてどこを触っても鋭くとがっているためとても痛いセリ科の植物を目にするでしょう。数種類の違った花を咲かせますがこの種類の花はスパニアドと呼ばれています。)


(この花もミューラー氷河湖のLookOutまでに行くまでにも目に入ってくると思いますが、道端にかなり群生しています。マウンテンスノベリーもこの時期かわいい花を咲かせ、夏には同じ色合いの実をつけます。)


(草むらの中の地面に広がって咲いているのが見つかる小さな花でNZのスミレ;NZバイオレット。花の中をのぞいて見ると紫の筋が花びらについているのが分かるでしょう。)


(この花は低木の花ですが、フッカーバレーではこの時期に見られます。スノーベリーの周りに咲いていたりするので見間違えるかもしれません。マオリ語ではピナトロ、英語の通称はNZダフネ(Daphne))

そして11月12日にもたくさん咲いているのが見られたマウントクックリリー(ジャイアント・バターカップ)

(フッカ-バレートラックなら2番目の吊り橋を渡る手前ぐらいからこの花を見つけることができるでしょう。)


(この花は短い時期ですが、フッカー・バレートラックまで歩きに行かなくてもハーミテージホテルの周辺やガバナーズ・ブッシュの下の道端にも見られます。)


(11月12日にフッカーバレーを歩いた時はかなり開花しているマウントクックリリーもありましたが、この写真のように後ろにまだつぼみの
段階の花もたくさんありましたので、12月中旬ぐらいまではこのトラックを歩いていたら見つけられるでしょう。)


(特に今のフッカーバレートラックでは3番目に渡る吊り橋以降のところがマウントクックリリーの群生している場所になっています。)


(フッカーバレーでは晴れていたらマウントクックや氷河をいただいた山肌など両側に見ながら、視線を下げるとこのマウントクック・リリーの花が道端にも見ながら歩けるお気軽ウォーキングトラックに11月中旬から12月中旬はなります。)
このエントリーをはてなブックマークに追加

0 件のコメント: