テアナウ発着ミルフォードトラック半日ハイキング＋ミルフォードサウンド遊覧クルーズ

　テアナウを出発してミルフォードサウンドを一日かけて満喫する方法を一つ紹介します。あの有名なミルフォイードトラックの最終日に歩く道のりを半日かけてガイド付きで午前中歩いた後、ミルフォードサウンドの遊覧クルーズを楽しんでテアナウへと戻ってくる一日です。

Trip&Tramp社がミルフォードサウンドを発着として午前中ミルフォードトラックの一部分をガイド付きで歩くトレッキングツアーを主催しています。これに加えて午後からReal Journeys社をはじめ数社が行っているミルフォードサウンドの遊覧クルーズに参加したらこの一日が出来上がるのですが、一般的にはAM8時が集合時間となるTrip&Tramp社のミルフォードトラック半日ガイドウォークツアーに参加しようとしたらミルフォードサウンドロッジなどに前泊することが必要となるのをNZブリーズでは日本語ガイド同行でテアナウ発着のツアーを行っています。　http://www.nzbreeze.co.nz/contents/accom%20info/teu%20accom/teu%20accom%20and%20map.htm

ミルフォードトラックはとても有名だけど4日間もかけて歩くにはつらいとか、そんな日数は取れないとか、山小屋を予約しようと思いついた時にはすでに予約が一杯で断念せざる負えないけど航空券は取っているので是非さわりだけでも体験してみようという方にはこのNZブリーズが行うミルフォードトラックとミルフォードサウンドを一日で体験するテアナウ発着のツアーはお勧めです。11月から4月まで、3名以上の参加でツアー受付しています。

3月5日行われたテアナウ発着日本語ガイド同行ミルフォードトラック半日ハイキング＋ミルフォードサウンド遊覧クルーズの様子

テアナウを早朝AM6時に出発。ミルフォードサウンドまで専用車で向かった後ミルフォードサウンドロッジでAM8時にTrip&Tram社のガイドと合流。そして他のツアー参加者と一緒にミルフォードサウンドの漁港でもあるDeep Water Basinに移動。そこから小型ボートでミルフォードトラックの終着点であるサンドフライポイントへと渡って行きます。


この日の半日トレッキングはサンドフライポイントの休憩小屋から始まります。片道約5.4Kmの道のりを往路はガイドの説明とか聞きながら2時間ほど、帰り道は1時間半ほどで往復します。行程での標高差は、海抜3mのサンドフライポイントから折り返し点であるジャイアントゲートフォールスが85mほどの海抜なのできつい上り坂などは全くありません。


英語ガイドが付くツアーに日本語ガイドと一緒に参加です。この日のTrip&Tramp社の英語ガイドはAaronさん。とても詳しい、興味ある話が聞けます。


サンドプライポイントからジャイアントゲートフォールスの道のりは鬱蒼たるジャングルのような森の中の道が主体です。NZ原生種の様々な樹木、シダ、苔がたんまり生い茂っています。このトレッキングは景観を楽しむより森林浴をしながらのトレッキングと思ったほうが良いでしょう。その森の中に住む様々な野鳥との出会いもあります。この日はウェカ、ベルバード、トムティット、NZピジョンなどが間近に見れました。　


アーサー渓谷の谷底を流れる川と湖沿いの道のりとなるので森の中から時折垣間見れる山肌はほぼ垂直に切り立ったもので、この辺りのほぼ60%ぐらいの日に当たる雨の日にこのツアーに参加するとその山肌に長い滝が表れて、その滝の麓を歩くことになります。こんな日もまたこのミルフォードトラックの本来の姿だと思って、楽しんで歩いてください。


この半日ハイキングのハイライトが折り返し点にもなるジャイアントゲートフォールス。素敵な滝です。ここで20-30分ほど休憩。コーヒー、紅茶のサービスもあります。


このジャイアントゲートフォールスで実はミルフォードトラックを個人ウォークで3泊4日かけて歩いている人たちにも出会うことになります。その中の人が、この日はジャイアントゲート滝から流れるとてもきれいな川の流れに飛び込んで泳いでいました。とてもきれいな水なので是非飲んでみてください。


復路は同じ道を個人ぺースで歩けるのですが、一般的に1時間半ほどでサンドフライポイントに戻って来れるでしょう。サンドフライポイントでは記念写真を撮ること忘れずにしましょう。


Trip&Tramp社のミルフォードトラック半日ガイド付きハイキングはPM13:15ほどには終了となります。だから午後2時から出航するミルフォードサウンド遊覧クルーズにも乗船可能です。この遊覧クルーズを楽しんだあと専用車でテアナウに帰ってきてもPM18時ぐらいには戻って来れるので一日が実に充実した日を送れることになるでしょう。