2014年7月3日木曜日

ニュージーランドの冬は遅れてやってきた

 今年は7月からが本格的冬みたいです。ニュージーランドは今週の月曜日から全国的に寒波に襲われ、積雪をはじめ道路凍結などの被害が出るようになりました。暖かい6月の影響でオープンが遅れていたスキー場も軒並みオープンするようになってます。

 6月30日、月曜日の夜からクイーンズタウン周辺も南極からの寒波が押し寄せ積雪が続き、周辺の山はすっかり雪化粧しました。また気温もぐっと下がり7月2日と7月3日の今日の最高気温は4度までしか上がりませんでした。お昼の12時でまだ1度にも達していない寒い日となりました。

 おかげで6月には見られなかった道路凍結除け、またはスリップ防止のためGridと呼ばれる砂利が道路には撒かれるようになり、ミルフォードサウンドへの道路は7/1と7/2の両日は積雪のため道路閉鎖、またマウントクックへの峠であるリンディス峠やクイーンズタウンからカードローナスキー場へ行くときに通る峠のクラウンレンジなどはスノーチェーンが必要となりました。この寒波は断続的に後数日続きそうで、各スキー場はこれで一気に本格的スキーシーズンに入れそうです。

 7月3日の今日になって予定より10日遅れでリマーカブルスキー場がオープンされました。また明日の7月4日にはトレブルコーンも1週間遅れでオープンとなります。どちらも6月30日から7月1日の積雪により一気にほかのコロネットピーク、カードローナスキー場よりゲレンデの雪が多くなっています。これでオーストラリアからのスキーヤーやスノボーダーが一気に押し寄せるようになるでしょう。またNZ国内も今週末から2週間の冬休みに入るためこの寒波はタイミングよく家族連れのスキーヤーやスノーボーダーがクイーンズタウンにもたくさんやってくることになりそうです。


(6月30日(月曜日)ミルフォードサウンドからクイーンズタウンへと帰る途中のホーマートンネル辺りの標高の高いところでは雪が降り始めました。その勢いはすさまじくて短い時間であれよと言っている間に道路は真っ白になりました。この後この道路は2日間積雪のため閉鎖となりました。テアナウの町も7月1日は白銀の世界となってます。ミルフォードサウンドの道は今日から再開されてますが、スノーチェーンを持参しなければならない規制が出てます。テアナウの町のガソリンスタンドでレンタルも有りますが、もしスノーチェーンを持参していないと罰金の対象にもなります。この冬にレンタカーでミルフォードサウンドへ訪れようと考えている人はご注意下さい。)


(7月3日からリマーカブルスキー場が予定より10日遅れてオープンしました。クイーンズタウンの町中のバス乗り場はAM11時になっても初日のしかも新雪が積もったゲレンデへと向かうスキーヤー、スノーボーダーがたくさん乗り込んでいました。)
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