2013年11月30日土曜日

クイーンズタウンの雑草は色鮮やか

 クイーンズタウンに今やってくると、目にも鮮やかな黄色、紫、ピンクの花が山肌、道端にたくさん見られます。いわゆるこちらでは完全に雑草扱いされているエニシダや、ルピナスなどがいたるところで花満開で見られる季節になっています。

 ニュージーランドを観光バスなどでこの時期に周遊していると、いたるところで真っ黄色の花のエニシダで占有された山肌や河原、または紫色、ピンク色、そして淡い黄色の花を咲かせたルピナスが延々と道端に続く光景をいやでも見にします。このNZに持ち込まれた外来種のエニシダ、ルピナスなどは雑草として除草剤もまかれているのですが、その処置が行き届かない道端や山肌は観光客には喜ばれる色鮮やかなお花畑になっています。クイーンズタウンの町もこのエニシダ、ルピナスが咲き乱れる季節になっています。

 しかしこのエニシダは特にこちらでは花粉症の花としても嫌がられているので、これから年末年始にかけてNZ南島を周遊旅行される方は花粉症の薬も持参したほうがいいかもしれません。

 
(飛行機でクイーンズタウン空港へとやってくると、飛行中も眼下に広がる山肌が真っ黄色に染まっているのが見られたりしますが、クイーンズタウン空港の周辺の山肌などはそのエニシダに占領されているのが到着直ぐから目に入ってくるでしょう。)


(クイーンズタウンの町周辺の住宅地でも宅地としては使われてない空き地などはエニシダの黄色い花で埋め尽くされてます。)


(テカポなどで観光客にも人気のルピナスもこちらでは雑草。クイーンズタウンの道端でもこのルピナスはたくさん咲いているのが見られる季節です。)


(ルピナスの仲間の淡い黄色い花を咲かせるツリールーピンも群生して花を咲かせています。遠くから見ると同じ黄色の花からエニシダに見間違えるかもしれませんが、淡い黄色の花を地表近くで咲かせています。ワカティプ湖畔などには特に見られます。)


(同じ紫、ピンクの花を咲かせることからルピナスと見間違えるかもしれませんが、狐の手袋という名前が付けられているジキタリスもこちらでは雑草です。ルピナスが咲き終わった後ぐらいからこれも群生して咲き誇ります。クイーンズタウン周辺では特にスカイライン展望台周辺ではこのフォックスグローブがこれから年末年始にかけてたくさん咲き誇っているのが見られるようになります。)
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