これまでフッカーバレートラックでは二つの吊り橋を渡ってマウントクックの麓に流れ込むフッカー氷河の末端部にあるフッカー湖まで歩く道のりだったのですが、更に3つ目の釣り橋が4月24日に完成してトラックの最終部分が変更になりました。フッカー氷河湖までたどり着く最終目的地の変更は無く、そのトラックの長さも以前とほとんど変わらず片道５ｋｍ弱（キャンプ場から）の道のりですが、3つ目の釣り橋が出来上がったことにより以前にもましてより安全に歩けるトラックになっています。
第2の釣り橋も昨年の12月4日に掛けなおされて、岩壁の下のがけっぶちの細い道を越えて5人までが最大積載人数の細い吊り橋を渡る必要が無くなりこのトラックはよりお気軽ハイキングの道になったと思っていましたが、今回の変更により、より一層お気軽散歩道になったようです。
第3の吊り橋を渡ってからのトラックは3人ぐらいが並んで歩けそうな程道幅もあり、瓦礫や大きな丸石などが全く無い歩きやすい砂利道になっており、緩やかなスロープのトラックだからその部分だけだと車椅子でもＯＫなぐらい整備されたトラックになっています。
そしてこの第3の吊り橋を渡ることによってフッカーバレートラックの最終地点はそれまではフッカー氷河湖の西側、右岸に到着していたのが東側、左岸に移ることになりました。その最終地点にはそれまでには無かった大きなテーブルと長いすが設置されていて、湖の湖面からは少し上の位置にこの見晴らし場が設けられているので、より一層フッカー氷河の奥のほうまで見渡すことが出来て、高い位置からフッカー氷河湖を見下ろせるようになっています。そしてマウントクックの雄姿はその湖、フッカー氷河の奥、ほぼ正面に見上げることができるようになりました。もちろんこの氷河湖の湖畔にも降りれるスロープの道もあって夏の観光シーズン中はその湖岸にたくさんの人がランチを取っている姿が思い描かれました。
マウントクックにやってきたらこのフッカーバレートラックは是非歩いてみてください。
マウントクックのハーミテージホテルからならフッカー氷河湖まで往復4時間ほど。キャンプ場からなら往復3時間少し（約10km）。高低差は120ｍほど
（新規マウントクック・フッカーバレートラックについてのウェブ・フォトアルバム）
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160x600.jpg "New Zealand Sightseeing Day Tours")
