2013年4月16日火曜日

アロータウンの黄葉5月初旬まで楽しめそう。

 クイーンズタウンの郊外にある小さな町のアロータウンが今年も一年で最も光り輝く時期がやってきました。ここはヨーロッパから持ち込まれた木立が秋になると黄色く色づき、町全体が黄金色に輝くようになります。それが今年は夏から引き続き気温が高めの日が続いていて黄葉もやっと始まったばかりといった感じで例年なら4月3-4週目が見ごろになる黄葉も今年は5月初旬ぐらいまで続きそうです。

 ニュージーランドでの秋の黄葉は牧場の中で見られるポプラや柳の木がとてもきれいに色づいて見られるのですが、さすがに4月中旬ともなるとそのポプラや柳は葉っぱを黄色く色づかせて見られるようになっています。アロータウンでも町の脇に流れるアロー川の河原などは柳の木がかなり色づいていてきれいなのですが、ここはやはり外来種の樫の木やシカモアカエデと呼ばれる大カエデの葉っぱが色づき、そして落ち葉がたまったところがなんとも言えずしっとりとした秋の装いを楽しめるところです。これがまだ色づき始めた感じで、オレンジ色近い黄色く色づき始めるのにまだ1-2週間はかかりそうです。

 アロータウンでは今年は黄葉が始まる前に恒例のオータム・フェスティバルが始まりました。そしてこれまでワナカだけで2年に一度行われてきた芸術祭(フェスティバル・オブ・カラー)がクイーンズタウンまで拡大されて今日の4月16日から始まりました。また今週末からは2週間の学校がお休みになる秋休みに入り冬が訪れる前の賑やかな期間が少し続きます。 

 
(4月16日のアロータウンの様子。いつもなら山肌などはかなりオレンジ色、黄色く色づいているのがまだ色づき始めたばかりといった感じです。)


(先週から始まったオータムフェスティバルも今週一杯続けられ、日中と夜には色々なイベントがこの小さな町で行われます。)


(4月16日レイクヘイズ。アロータウン近くの小さな湖、レイクヘイズは午前中は特にこのように風が無い時に”鏡の湖”状態になります。この時期は湖畔の柳の木の黄葉が湖面に写って本当にきれいになります。今日も湖岸の遊歩道ではたくさんカメラマンに出会いました。)


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