2012年5月3日木曜日

ミルフォードサウンドも冬の観光シーズン突入

5月に入りニュージーランドの南島は今シーズン初の寒波到来となりました。クイーンズタウンやマウントクック、そしてミルフォードサウンドなどの山では初雪が積もった感じになりました。これからミルフォードサウンドも冬の観光シーズンへと入って行きます。

ミルフォードサウンドへの道のりはこれからの冬でも道路は基本的にいつでも走れるところで、氷河によって削り取られたミルフォドサウンドの入り江も凍りつくことは全く無く、遊覧クルーズも通常通り行われるところです。但しやはり冬季はそれなりに道路事情が冬仕様となります。またミルフォードサウンドでの遊覧クルーズも冬季スケジュールとなります。けれどこの冬場はミルフォードサウンドへの道のりで観られる景観はそれはとてもきれいなものになります。

ミルフォードサウンドへの道のりはこれから冬季にかけて谷底の道路には終日陽が差し込まないところが多くなり、凍結がかなりの箇所で見られるようになります。但しこの谷底まで雪が降りてくることは稀のところで、大体標高700mぐらいまで雪が降りてくることが例年のパターンです。この道路は冬場でも観光バスやレンタカーを利用して多くの観光客がミルフォードサウンドまで訪れる唯一の道であるため除雪作業や凍結によるスリップ防止のための処置は頻繁に、迅速に行われています。ただ冬季はスノーチェーンを車に必ず積んで訪れることが条例で決められています。ミルフォードサウンドの入り口である町のテアナウではガソリンスタンドなどでこの冬季はスノーチェーンのレンタルも始まります。

またミルフォードサウンドでの遊覧クルーズは冬季ではさすがにその便数が減ることになりますが、大手のリアルジャーニー社のシーニッククルーズは夏場には一日7便ほど出されるのが5月~9月末までは2便に減便され、ミルフォードサウンドの入り江内で宿泊できるオーバーナイトクルーズも5月19日まで通常通り行われた後9月22日まで一旦催行されない期間に入ります。

(5月2日、ミルフォードサウンドまでの道のりも霜が谷底に降りて、森林限界船を超えた山肌には薄っすらと雪が積もりとてもきれいな冬景色が広がって観られました。エグリントンバレーの様子。)

(冬季に入るとミルフォードサウンドへの道のりは太陽が差し込まない谷底が増えていきます。モンキークリークの辺りは5月ぐらいまで午前中には太陽が差し込みますが、6月、7月は霜が一日中溶けない谷底になってしまいます。)

(これまでの夏の観光シーズン中は交通量が多いため、ホーマートンネルの中で車両が相互交通しないようにトンネルの出入り口には信号が設けられていましたが、冬季はこの信号は取り外されます。そしてこのトンネルの出入り口付近は雪崩が発生する危険性が高いため駐停車一切禁止区域になります。)

(5月2日のミルフォードサウンドの様子。一般的にこのミルフォードサウンドは冬季はとても寒いところだと思われていますが、実は海抜0mの外海に通じる入り江ではクイーンズタウンなどの内陸より暖かいところです。だからこの入り江を取り囲むようなマイターピークなどの高い山肌にもあまり積雪は見られません。これから12月ぐらいまでにかけてフィヨルドランド・クレステッド・ペンギンが巣作り、子育ての為このミルフォードサウンドの入り江へと戻ってきます。)



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