
(9/5ルートバーントラックの入り口)
本来ルートバーントラックは2泊3日掛けて泊まり歩くトレッキングルートで、ニュージーランドの中ではミルフォードトラックについで人気があるトラックといっても良いでしょう。この一部分を今日は歩きに行ってきたのですが、先日の大雪の為途中からトラック上には雪がまだ残っている状態でした。
しかし、日中の気温は15度ぐらいまで上がり歩いていると少し汗ばむ程度で、雪が残っていても特に危ないところはなく雪の感覚を少し感じながら歩けました。

(ブナ林が途切れるところなどにはこのように雪がトラック上に残っていた)
本来ルートバーントラックの一日ハイキングとなるとクイーンズタウンを朝8時ぐらいに出発してから、歩くのは午前中往路を3時間、午後の復路を2時間半ぐらいで、折り返す場所はルートバーンフラットハットと呼ばれる山小屋の場所です。今日はその場所は残雪でとてもきれいな感じになっていました。

(ルートバーンフラットハット前の雪景色、けれど風もなく寒さはあまり感じられない。)
そこから一時間ぐらいがんばって登り道を行くとルートバーンフォールスという豪快な滝が近くに流れる山小屋にたどりつけます。今日はここまで行ってきたのですが、ルートバーントラックを2泊3日掛けて歩く人は普通この山小屋に一泊することになります。この標高1000mほどの山小屋まで来るとさすがに残雪は深く残っていて、そこまでのトラック上はすでに歩いた人の足跡で雪は消えかけていましたが、この山小屋以降は先日の大雪以来はまだ誰も立ち入ってないところとなりトラックも深い雪で覆われていました。
この状態は恐らく今月一杯ぐらいは続くでしょう。また今月にはもう一回ぐらい積雪のある日があるはずです。ルートバーントラックは今年11月から本格的シーズンが始まりますが、1277mのハリスサドルあたりは毎年12月ぐらいまで雪の降る日が頻繁にあって、シーズンが始まっても峠を越えるトラックが通れないことも良くあります。
その点今日行ったルートバーンフラット、またはルートバーンフォルスまでなら大体年中行くことが可能です。このブログ主催するNZ ブリーズ(またはニュージーランドトレッキングサポート)ではルートバーントラック一日ハイキングの申し込みを受け付けています。クイーンズタウンに今後来る予定のある人は是非この素敵なハイキングに参加してみてください。

(ルートバーンフォールスハットからルートバーン渓谷を見下ろす。)

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