ニュージーランドの国内線航空券の激安価格競争が続く中、9月以降パシフィックブルー社のニュージーランド国内線撤退が発表されました。これでニュージーランドの国内線飛行機会社はまた2社;ニュージーランド航空とジェットスター社による寡占状態になります。今後もこの2社による価格競争は続きそうです。
バージン航空の子会社であるパシフィックブルー社はニュージーランド国内線から撤退を決めましたが、その便を国際線に振り向けるということでオーストラリア、そしてニュージーランドからの国際線飛行機利用者にとってはうれしいことになるでしょう。
これまで日本からのニュージーランド旅行者がこのパシフィックブルー社を利用してニュージーランド国内を移動することはまず無かったと思いますが、クイーンズタウンにやってくるときの航空会社の選択が減ることになります。これに変わって今後は先日ジェットスターがクイーンズタウンへの乗り入れ便数を国際線、国内線共に増便することを発表したようにニュージーランド航空もクイーンズタウンへの乗り入れ本数、路線などを増やして行きそうです。
(来月9/15以降は週2便だけのクイーンズタウン/シドニー便だけに使われるようになるクイーンズタウン空港パシフィックブルーチェックインカウンター)
ニュージーランド航空は昨年以来日本からニュージーランドの国際線飛行機離発着はオークランドだけにしてしまいクライストチャーチ乗り入れをやめてしまったので、ここクイーンズタウンが今後はニュージーランド旅行の見所がそろう南島の観光玄関口にますますなっていきそうです。クイーンズタウン空港の株価もどんどん上がっていきそうです。
このニュージーランド航空(日本)はすでに今年の10月以降の日本からの料金を発表していますが、今回からその正規割引航空券料金形態が簡素化されて分かりやすくなっています。特にニュージーランドへの格安航空券を捜し求める人にとってうれしいのが今回から早割り期間が短くなったことでしょう。それまで出発日の56日前には購入手続きをしなければならなかった最も安い正規割引運賃が1ヶ月を切る28日前までに購入すれば良いようになったことでニュージーランド旅行を間近に思い立つことも可能になるでしょう。
しかし、まだまだ日本からニュージーランド旅行を考える人が格安航空券をこのニュージーランド航空のサイトから直接を買う人は少ないようですが、もし賢く格安航空券を手に入れようと思ったらこういった航空会社の特別運賃を利用すべきでしょう。日本からもニュージーランド国内線の航空券はオンラインで購入することが出来るはずです。ニュージーランド航空の日本サイトではニュージーランドへの国際線チケットに加えてニュージーランドの国内線を加えて購入する場合通常正規料金が適用されるのでオークランド/クイーンズタウン往復は¥30、000、オークランド/クライストチャーチ往復は¥15、000かかるわけですが、上記のジェットスターとニュージーランド航空により熾烈な価格競争が行われているニュージーランド国内線料金はオークランドからクイーンズタウン片道が$79、オークランド/クライストチャーチ片道が$49といった価格も当たり前になりつつあります。
是非ニュージーランドへの個人旅行を考える際ニュージーランド国内線飛行機チケットはその航空機会社のニュージーランドサイトから直接買うことを考えて見て下さい。その浮いたお金をニュージーランドの観光、ホテルアップグレイド、お土産物に回せます。
2010年8月19日木曜日
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